2023年4月23日日曜日

人の脳  VS AI人工知能

 今,Chat GPTが話題になっています。

 これを使って書いたレポートやラブレター等が、ものの数十秒でほぼ完璧に?思えるものが出来上がるとか。

 でも少し考えてみたら、こんなレポートで就職や学校を決めても実際の社会生活の中へ放り出されたら、何の力にもならないことは分かりきったことでしょう。

 又、入学しても授業の内容について行けず、程なく退学になろう。

 そして、互いにA Iに頼って書いたラブレターをやり取りして「この人こそ運命の人」と相思相愛状態?で、めでたく結婚にゴールインしたとする。

 それでも、現実の生活がスタートしたら、私が好きになった人はこんな人じゃなかった!とメッキが剥がれ、思い違いが明白になって即、離婚てなことにもなろう。

 いつもいつも、C hat GPT を使える状態にしておけば大丈夫!?

 問題はそんなことではない。

 自分の心から出て来た思い、言葉に非ず。表面だけ整った偽りの表現に過ぎない。

 人は文章などをまとめようと考える場合、先ず情報を集め内容をどうするか、同じ表現が重ならぬように言葉を選んだり、語尾をどうするか等気を配る点がいくつも有る。

 AIは誰かが既に考えた事を入力したものを土台にしている。そこに創造力は乏しい。

 人の脳で考えられたものだからこそ、全く新しい発想が出てこよう。

 又、入力する時点で誤った情報をインプットされていたら、正しい答えにはなっていない。例えば、AIが出力した相性の一致率98%も眉唾ものになったりとか。

 寝たきりになりたくないから自分の身体を鍛えるように、自分の頭を使って考える習慣が脳を寝たきり状態(認知症)になるのを予防してくれるのでは。

 情報集めくらいは大いに活用しても、最後は自分の頭で考えるのが肝腎要ですね!!