2021年2月9日火曜日

家相について考察 3

事例 7

 NHKブラタモリの呉〜戦艦大和のふるさと〜呉はどうできた?の回で東洋一の軍港と呼ばれた呉市に、急傾斜の山に家が建てられた理由の所で、傾斜40度 131段の階段を見上げながら登る様な高台に家が密集して建っているのが紹介されていた。昭和10年前後に軍関係者の住む家を多く建てる必要に迫られ土地が無かったので仕方なく、呉市街の背後の山を開発したとのこと。
 南下がりで呉市街を一望出来る眺望抜群な点や日当たりの良さは何物にも代え難い位嬉しいが、急斜面を登るのが大変、又風当たりが強い、建築費用や引越し費用も割高になろう。
 それら、メリット・デメリットを考慮して、どれを優先するか取捨選択する必要に迫られる事になる。どれもこれも百点満点の家を建てるのはどうしても難しい。
 追伸
放送の中で、海に面した南側の壁面に窓の全く無い家が紹介されていた。大和の建造が見られない様にとの国のお達示でそうせざるを得なかったらしい。その頃の社会背景が垣間見える建物でしょう。そんな世の中にならない様にしたいものです。

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