2020年12月24日木曜日

「賢者の贈り物」 感想

 クリスマスの頃に思い出される話に「賢者の贈り物」があります。若い貧しい夫婦が、それぞれパートナーへのクリスマス・プレゼントを用意する為、自分の大切にしている物を手放してしまいます。
 夫は妻の長くて美しい髪用に鼈甲の髪飾り(or 櫛)を買う為に自分の金時計を、そして妻は夫の金時計の金のチェーンを買う為に自慢の髪をバッサリとカットしてしまいます。
 プレゼントをサプライズとする為に、事前に話し合っていなかったことがそもそもの原因です。夫婦二人の間のコミュニケーションがもう少しあったら、この結末は避けられていたかもしれませんね。物語は、互いの真心こそが最高のプレゼントで思いやりの心、互いの愛の確認が大切だと位置付けています。
 でも、髪の毛は時間が経てば又、元のようになるけれど、手放した金時計は同じ品物は、人手に渡ってしまえば戻っては来ないですね!夫婦はやはりコミュニケーションが本当に大切です。

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